ああ…会社から異動の通知もらっちまったよ…しかも地方…くそっ!
本記事は、このようなことを思っている方に向けた記事となっています。
地方移住は良いです。
ぼくの場合は会社都合によって埼玉から岡山に来たけど、不便と思ったことは一度もないですね。
車が欲しいなと思うことはたまにあるけど、自転車があればなんとかなるので問題なし。
ド田舎に行かない限り、地方移住はたぶんみんなが思っているほどハードルは低い。
— ミニマリストまさき (@sawa_masaki_) 2018年10月25日
ぼくは会社の辞令を受けて地方に飛ばされた経験があります。実際に地方生活を送ってみたらわりと楽しかったので、本記事では地方転勤に絶望している方へ地方転勤のメリットとデメリットを書いていきます。
地方転勤のメリット
- 満員電車がない
- 横の繋がりができる
- 生活費が安くなる
- 人生経験が豊富になる
満員電車がない
地方は人口が少ないので、満員電車とは無縁になれます。
朝から満員電車に乗ると疲れますし、仕事のパフォーマンスが落ちて当然です。人生から満員電車を排除したいのであれば地方は最高の環境と言えます。
車道もそこまで混雑しないので、会社がOKを出せば車で通勤することも可能です。電車に乗る機会自体をなくせるかもしれませんね。
横の繋がりができる
転勤ということは、新しい事業所へ行くということなので自然と横の繋がりが広がります。会社内での顔が広くなるとも言えるでしょう。
新しい同僚ができることもそうですが、良くも悪くも上司が変わることはとても大きいです。もし前の事業所の上司がいい人だった場合は残念ですが、好きではなかったのであればはチャンスです。
会社に所属する上で横の関係が広まって悪いことはあまりないので、今回の転勤はよかったものだと考えましょう。
生活費が安くなる
地方で生活すると生活費が安くなる傾向があります。
12月の生活費
家賃 23,000円
電気代 2,000円
水道代 2,100円
ガス代 3,000円
灯油代 3,000円
通信費 5,800円
食費 15,000円
日用品代 1,000円計 54,900円
家賃が爆安になったのでだいぶ下がりました😌
生活費と娯楽費は切り分けてます。— ミニマリストまさき (@sawa_masaki_) 2018年12月30日
ぼくは札幌で生活していますが、生活費は上記ツイートの通りです。月5万円台にリーチできるようになったのは札幌に来たおかげと言っても過言ではありません(札幌は地方なのかという議論は話がややこしくなるので割愛)。
地方の魅力はなんといっても家賃の安さです。 東京で家賃5万円の家を借りようとしたら古いボロアパートが多いと思いますが、地方で家賃5万円だったらやや広い新築物件を借りることができます。地方都市の駅前とかなら難しいかもしれませんが、駅から少し離れたところを狙って探すと見つかると思います。
また、地方は娯楽を楽しめる場所が少ないです。これはデメリットに思うかもしれませんが、近くに娯楽があるとついつい立ち寄ってしまいます。なんとなくアパレルショップなんかに入ると、買う予定がなかったものを買ってしまうことにも繋がります。
ショップ自体がなければ浪費することもないので、出費をしなくなるところはメリットと言えるでしょう。
人生経験が豊富になる
地方で暮らすことは貴重な人生経験になると思います。
なんでも手に入れられる都会と比べ、限られたモノの環境で生活することは大変な印象があるかもしれませんが、人間は環境に適応しようと工夫するのでそこまで不安にならなくても大丈夫です。
都会暮らしの人から見れば珍しがられるので、会話のネタとして盛り上がります。
これは余談ですが、地方は情報量が少なくなりますが、逆に地方から都会に戻ってきたときは情報量が途端に多くなるので戸惑うようになります。
地方で生活すると、今後どこに行っても大丈夫という自信が生まれるので、人生で一度くらいは地方で住んでみるのも悪くはありません。
地方転勤のデメリット
- 人間関係を一から作り直す必要がある
- 車がないと不便
- 友人と疎遠になる
- 引っ越しが大変
人間関係を一から作り直す必要がある
事業所が変わると人間関係を一から作り直さなければいけません。
「人と関わることが好き」「色々な人と知り合いたい」という人にとっては苦にならないと思いますが、とはいえ必ずしもそこの人間関係が合うかは行ってみないとわかりません。
会社に所属している以上は人間関係を選べないので、辞令を受けてしまったからには新しい環境で頑張るしかありません。
車がないと不便
地方は車がないと不便なことが多いです。
近くにコンビニかスーパーがあれば車の必要性はそこまでないですが、遠出をしたい時は極端にアクセスが悪くなります。電車やバスでは行けないようなスポットも結構あるので、車が欲しいと思うことはあるでしょう。
一つメリットを書くと、地方は車を持っている人が多いので休日は道が混みます。近場へ行くときは自転車を使った方が早く目的地に着く場合もあります。
友人と疎遠になる
これは物理的に距離が遠くなるのでやむを得ないですね。連休のタイミングにでも地元へ帰るか、もしくは友人を呼ぶしかないと思います。
友達付き合いを大切にしている人ほどしんどいと思いますが、転勤とはこういうものだと受け入れることで精神的に強くなるしかないです。
ただ、転勤先で新しいコミュニティを探して新たな人間関係ができる可能性もあります。今の時代はネットを探せばいくらでもコミュニティは見つかりますからね。
引っ越しが大変
これは一時的なデメリットですが、引っ越しは大変です。
電気水道ガスなどのライフライン開栓手続きが必要ですし、住民票を変えるなどの役所手続きもあるので何かと面倒ですよね。でも、乗り越えるしかありません。
なお、引っ越す際は断捨離をすると身も心も綺麗になりますのでおすすめです。後ほど詳しく解説します。
地方転勤になったときにするべきこと
・家探し
・断捨離
家探し
言うまでもありませんが、転勤が決まったら家探しが必須です。
家探しのポイントは以下の通りです。
・近くにスーパーかコンビニがあるか調べる
・職場と近い物件を探す
近くにスーパーかコンビニがあるか調べる
これはめちゃくちゃ大事です。地方の場合、家の近くに買い物ができる環境がない可能性も少なからずあります。
食材などは日々買わなければならないので、お店が近くになければ買い物に行くだけでも消耗します。それを防ぐためにも、事前に周辺環境をリサーチするべきです。
職場と近い物件を探す
「絶対嫌だ!!」と思うかもしれませんが、これもめちゃくちゃ大事です。職場は週5で行かなければならないところなので、毎日片道30分とかだと正直きついです。
家と職場が近いメリットは通勤時間を減らせるだけでなく、自由な時間が増えるようにもなります。通勤は時間外労働の一つなので、会社のために使う時間です。
会社と職場が近くて不便することはあまりありません。自由な職場だと、休憩時間は自宅で過ごせるかもしれませんね。
断捨離
引っ越しの定番とも言えますね。断捨離をするべきメリットは以下の通りです。
・引っ越し代を抑えられる
・新居に不要なモノを持ち込まなくて済む
引っ越し代を抑えられる
送る荷物が少なくなると引っ越し代を抑えることができます。引っ越し業者を使う場合でもプランを一つ下げるだけでだいぶ変わります。
ぼくがおすすめするのは、引っ越し業者を使うのではなく宅急便を使って引っ越すことです。荷物の量とダンボールの大きさにもよりますが、荷物量が少なければ宅急便を使うことで圧倒的に節約できます。
ちなみにぼくはダンボール3箱で引っ越し、送料は6,800円でした(岡山→埼玉)。
発送費約6,800円也。
もう引っ越し業者に頼むなんてコスパ悪いことできません。
— ミニマリストまさき (@sawa_masaki_) 2018年10月30日
新居に不要なモノを持ち込まなくて済む
新居に不要なモノは持って行きたくないですよね。
断捨離は自分に必要なモノを見直すことができる効果があるので、引っ越し先で無駄な買い物をしないで生活するためにも一度真剣に取り組んでみるべきです。
結論:地方転勤は人生の経験値になる
地方に転勤するのは不安に思うかもしれませんが、大抵なんとかなります。繰り返しになりますが、人間は環境に適応しようと工夫しますので。
地方転勤はライフスタイルが大きく変わると思われがちですが、実はそうでもありません。
スーパーやコンビニが近くにあれば食べるのに苦労しませんし、娯楽はネットでも楽しめる方法はたくさんあります。まあリアルでの娯楽を好む方は場所を選ばないと厳しいかもしれませんが…
会社では新しい人間関係を構築することで横の繋がりが広がります。上司と仲良くなれたら将来出世しやすくなるかもしれませんよ?
なにはともあれ、地方に転勤することを悲観的に捉えてもしょうがないので、新しい環境に適応できるように工夫しながら生活することを楽しむといいでしょう。
地方生活は慣れてくると楽しめるようになると思いますし、次に転勤するまでには貴重な経験をしたなと思えるようになるはずです。