どうも、まさきです。
ぼくはかつて58型の大型テレビを持っていました。
大きさは横1300x縦816x奥行202mm。今振り返るとバカみたいな買い物をしたなと思っています(いい意味で)。笑
本記事では、大型テレビを買おうと思った理由から、手放そうと思った理由までを書いていきます。
※当時の写真は一枚たりとも残っていないので文字表現だけになります。伝わりづらいニュアンスがあったらすみません。
大型テレビを買った理由
まず大型(58型)テレビを買った理由から。
大型テレビを買った理由は、でかい画面で映画を観たかったからです。
ぼくは年間100-200本近くの映画を観る映画オタクでした。
当時映画好き仲間の中でホームシアターが流行っていたので、自分も導入したいなと思ったのがきっかけです。
バラエティ番組を観たいのであれば32型とかで十分ですからね。笑
大型テレビのスペック
このテレビを選んだ理由は、このサイズでは激安かったからです。
値段は9万円くらい。決して安くないようにも聞こえるかもしれないですが、58型(60型)テレビをこの価格で買えるのは破格でした。
近くの電気屋で販売されていたので、3回くらい現物を見に行きました。
他社製品はコントラストが高すぎて目が痛くなりそうな商品が多かったですが、本製品は程よい明るさだったのも決め手の一つです。
正直テレビの細かい性能を読んでもイメージしづらかったので、実物を見て判断するのが一番だなと思いました。
ちなみにワンサイズ下には50型のテレビもあり、こちらは6万円でした。
どちらにしようか悩みましたが、3万円上乗せすれば少し大きな画面になるという単純な理由で58型を選びました。
大型テレビの搬入からセッティングまで
まず一番の鬼門は搬入とセッティングです。
搬入は業者さんが玄関まで持ってきてくれますが、それ以降は自分でやってくださいねという感じでした。
業者さんがセッティングしてくれるオプションもありましたが、節約のため頼みませんでした。
ぼくは一人暮らしだったので、バカでかいテレビを一人でセッティングしました。
これがとにかく鬼キツイ。壁掛けのテレビ台を購入していたので、テレビ台とテレビをネジで固定するだけでも1時間近くかかった気がします。
オプション頼んでおけばよかったかなぁと後悔しつつもなんとか一人でできました。
ただ、一人でやるのはあまりおすすめはしません。
頼れる人がいれば誰かに手伝ってもらうのがいいですね。誤って落ちたりしたらシャレにならないので。
大型テレビの使い心地
セッティングまでできればこっちのもんです。あとは映画ライフを楽しむのみですからね。
58型もの大画面で観る映画。とにかく最高です!
特にアクション映画やSF映画を観たときは本当に買ってよかったと思いました。
特に宇宙空間を描くSF映画は大画面で観るに限ります。
ぼくの大好きな映画『インターステラー』を観たときは涙が出そうなくらい感動し、鳥肌が立ちました。
スポーツを観るのにも適しています。2018年のW杯を観たときも臨場感がケタ違い。
小さいテレビと比べて選手と選手の距離が離れているように見えるし、テレビの性能がいいからか動きがなめらか。
没入感もありましたね。
ただ、これだけの環境が整っているのに一人で観るにのはもったいないなとも思いました…
ちなみにバラエティやドキュメンタリー番組などは大画面で観る意味あまりないですね。
のちにAVアンプ、スピーカー、UHDプレーヤーなどを導入してさらに映画ライフに磨きをかけていきます。
今思い出してもかなり贅沢な趣味だったなぁと思います。
しかし、テレビを購入して約10ヶ月後、他の機材と一緒に断捨離することになります。
大型テレビを断捨離してテレビなしの生活をしようと思った3つの理由
なぜ大型テレビを断捨離し、その後テレビなしの生活を送ろうと思ったのか。
理由は以下の通りです。
- 映画以外のこと時間を使いたかった
- 映画を観る以外で使わなかった
- ミニマリストになりたかった
映画以外のこと時間を使いたかった
当時は映画鑑賞に時間を割くよりも、将来のために時間を使いたいと思っていました。
映画は一作品観るのに2時間前後かかります。
その2時間を映画鑑賞に使うのは当時の自分としては長く感じ、他にやりたいことがあったのでそちらに時間を使いたいと思っていました。
それを実現させるのに手っ取り早いのが、テレビを手放すことです。
幸いなことに色々なタイミングが重なったので手放すのはそう難しいことではありませんでした。
そのタイミングとは以下の2つです。
- 引っ越しを控えていた
- 売値が高騰していた
引っ越しを控えていた
当たり前ですが、これだけ大きなテレビを携えて引っ越すのは大変です。
業者に任せてもよかったのですが、なんか申し訳なく思いますし、引っ越し後にまたセッティングするのが面倒だと思いました。
正直テレビはいつか手放すだろうと感じていたので、引っ越しのタイミングで手放すのが最適だと思い断捨離に踏み込みました。
売値が高騰していた
これは偶然でしたが、売ろうとしていた時に売値が上がっていました。
最初に売値を確認したときは5万円ほどでしたが、少し時間が経ってから確認したら5万6千円まで上がっていました。
このタイミングで売らなければ!!という直感が働いたのもテレビを手放す決断の後押しになったと思います。
9万円近くのテレビを5万円で売ったら実質4万で使っていたということになります。
58型テレビを10ヶ月間4万で使えていたと考えると安く感じます。
ちなみに2019/2/10に再び調べたら5万1千円。さらに上がっていました…
映画を観る以外で使わなかった
テレビは映画を観るとき以外はあまり使っていませんでした。
映画を観るだけであったら、ぶっちゃけPCでも観ることは可能です。
そう考えたとき「本当にテレビはいるのか…ただの贅沢品なんじゃないか」と思うようになります。
テレビは生活を充実させるのには最高のアイテムでしたが、テレビを手放しても映画が観れなくなるわけではないしなぁ…と考えたら以外とすんなり諦めがつきました。
今ではPCを使って観ています。多少物足りなさはありますが、まあ観れないわけではないのでいいかという気持ちになれています。
ミニマリストになりたかった
テレビを手放そうと悩んでいたとき、ミニマリストという生き方に興味を持っていました。
ミニマリストとは、必要最小限のモノで生きる人のことです。
大型テレビは必要最小限のモノではないよなぁとはわかっていましたが、わかっていてもなかなか手放せるモノではありません。
なぜなら、テレビを買うために費用と時間を使ったからです。
テレビの他にもAVアンプ、スピーカー、UHDプレーヤーなどもあります。
これらも買うのにかなりの費用と時間を使いました。
手放すとは、これらの時間を無にすることです。それが怖かったです。
しかし、他に手放したい理由もあったことから、手放す決断ができました。
手放してからはスッキリした気持ちになりました。
やはりどこかでバカでかいものを所有していることをストレスに感じていたのだと思います。
大型テレビはおすすめだが所有リスクも大きい
大型テレビは映像を観る趣味がある方にとっては夢がありますよね。
たしかに使い心地は最高でした。映画を観ている時の至福感は今でも覚えています。
あまり引っ越しをしない方で大画面が欲しい方にはおすすめしたいです。
しかし、所有することにはリスクもあります。
例えば地震が来た時には凶器にもなり得ますし、引っ越しの時は苦労すると思います。
買うときは目先の欲望だけでなく、その裏に潜むリスクもしっかり把握したうえで買いたいですね。
ぼくがテレビを手放そうと思った理由は以下の通り。
- 映画以外のこと時間を使いたかった
- 映画を観る以外で使わなかった
- ミニマリストになりたかった
手放すと決めたのはわりと断腸の思いでしたが、そのおかげで上記の3つは達成できたわけです。
というわけで、大型テレビを購入したときから手放すまでの一連の流れでした。