節約したいけどやり方がわからない!
このようなお悩みを持った方に向けて書いた記事になっています。
どうも、まさきです。
節約をするにはポイントがあります。
それは『固定費』と『変動費』を理解することです。
本記事では、『固定費』と『変動費』別々の視点から節約の方法を解説した記事となっています。
『固定費』と『変動費』とは
生活費を下げるためには、固定費と変動費をという概念を知っておきましょう。
この2つを理解することで、生活費を下げられるポイントを掴みやすくなります。
固定費と変動費の違いは以下の通りです。
- 固定費:動かせない出費(例:家賃・水道光熱費・通信費)
- 変動費:動かせる出費(例:食費・日用品代)
自分の努力でコントロールできない出費のことを固定費、自分の努力でコントロールできる出費のことを変動費と言います。
固定費を節約する方法
まずは固定費の復習をしましょう。
固定費を削減するポイント。
結論から言うと、固定費を下げるカギは通信費です。
なぜなら、通信費は格安SIMに乗り換えることで誰でも簡単に下げられるからです。
それも数百円という額ではなく、数千円もの額を節約することができます。
通信費の節約
通信費の節約は格安SIMに乗り換えることが最も効果的です。
格安SIMは、誰でも通信費を削減できる魔法のアイテムです。
格安SIMって乗り換えがめんどくさそう…それになんか怪しい…
格安SIMへの乗り換えは難しくありませんし、怪しいサービスでもありません。
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使用していれば、月々10,000円くらいの請求が来ると思いますが、格安SIMはそんな高額請求がくることはありません。
メーカーにもよりますが、高くても月々3,000円程度ではないかと思います。
もし月々5,000円安くなったとしたら、年間では60,000円の節約にもなります。60,000円は黙って見過ごすにはもったいない金額です。
電気代の節約
電気代の節約は2パターンあります。
- アンペア数を確認する
- 一日以上家を空ける時はブレーカーを落とす
アンペア数を確認する
アンペアとは電流の単位です。
アンペア数によって使える電力や料金が異なります。
以下は東京電力従量電灯Bの基本料金ですが、アンペア数によって電気代の基本料金が変わることがわかります。
10アンペア:280円80銭
15アンペア:421円20銭
20アンペア:561円60銭
30アンペア:842円40銭
40アンペア:1,123円20銭
50アンペア:1,404円00銭
60アンペア:1,684円80銭
現在のアンペア数を調べるには、毎月電力会社から送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」に記載されています。
適性のアンペア数を把握するにはどうすればいいの?
以下の画像をご参照ください。
例えば電力が低い冷蔵庫(2.5A)と洗濯機(2.0A)を一緒に使っても4.5Aなので問題ありません。
しかし、電気ケトル(10A)とヘアドライヤー(12A)を一緒に使うと22A使用することになり、20A未満で契約していたらブレーカーが落ちてしまいます。
使用するタイミングをずらせば問題ありませんが、自分に最適なアンペア数を調べて落とせるなら電力会社にアンペア数を落としてもらうよう依頼すると電気代の節約になります。
電力会社によって電気代の基本料金が異なります。電気代の計算は【電気チョイス】より無料で診断可能です。
参考:自分の家のアンペア数を契約・見直す際の目安はどれくらい?
一日以上家を空ける時はブレーカーを落とす
ブレーカーを落とすことも節電には有効と言われていますが、頻繁に落とすと家電に負荷がかかり、故障するケースもあるようです。
外出の度にブレーカーを落とすのはリスクが高いので、少なくとも一日以上家を空ける予定があるときだけ落とすようにするといいでしょう。
水道代の節約
水道代の節約には節水シャワーヘッドが有効的です。
このようなものですね。
アパートに備え付けられているシャワーヘッドだと、一気に出る水の量が多い傾向があります。
しかし、節水シャワーヘッドは一気に出る水の量が少ないので節水効果があります。
シャワーヘッドの取り外しは簡単です。
ほとんどの場合は工具不要で、シャワーヘッドの根元を回せば取れるはずです。
3分あれば取り替えが完了します。
なお、上記の商品はぼくも愛用しており、amazonや楽天の中でもかなり安い商品となっています。
ガス代の節約
結論から言うと、ガス代は節約しよう頑張っても大きな結果を得ることは難しいです。
ただ、少しですが効果があると言われているのは以下2つです。
- 給湯器の電源をオフにする
- IHクッキングヒーターを使う(プロパンガス限定)
給湯器の電源をオフにする
給湯器を使わないときは電源をオフにすることで若干節約できます。
金額的には、月20〜30円くらい節約できると言われています。
たったの20〜30円です。
給湯器は使用するときだけガスの燃焼機能が作動するようです。
つまり、料金が発生するのは燃焼機能が作動している時だけで、電源は常時ONにしていても節約にはあまり効果がないと実証されています。
給湯器の電源を切るメリットは節約面ではなく、火災などの事故を防止するという意味の方が大きいと思います。
参考:ガス給湯器の電源は切る?つけっぱなし?ガス代と電気代の比較、メリット・デメリットは?
IHクッキングヒーターを使う(プロパン限定)
IHクッキングヒーターを使うと節約になることもありますが、これは条件が当てはまった場合のみと言えます。
プロパンガス:21.21円
都市ガス:12.10円
IHコンロ(昼間時間帯):38.63円
IHクッキングヒーター(朝晩時間帯):25.92円
IHクッキングヒーター(夜間時間帯):12.16円
ガスにはプロパンガスと都市ガスがあります。
プロパンガスはIHにすると多少節約できる場合もありますが、効果は薄いようです。
都市ガスの場合だとIHにすると逆に高くなってしまうので注意が必要です。
IHにすると使用する時間帯によっては安くなりますが、これらを気にしても節約効果は少額しかないのであまり期待しない方がいいでしょう。
ただ、ぼくはプロパン物件で少額でも節約したかったのでIHを購入しました。理由は以下2つ。
- 将来的に物件を選ぶ時にプロパンか都市ガスかを気にしなくてよくなる
- ガスを引っ張るのがめんどくさい
参考:IHクッキングヒーターvsガスコンロ!どっちがいいか徹底比較!
変動費を節約する方法
まずは変動費の復習をしましょう。
食費の節約
食費を削るのはリスクがあります。
なぜなら、健康に直結するからです。
食費を削って栄養不足で病気になったら取り返しがつきません。
自分だけでなく身内に心配をかけるだけでなく、節約どころか医療費がかかることもあります。
食費の節約は、あまり無理をしないというのがポイントです。
例えば、いつも食べているヨーグルトを最安値のものに変えてみるとか、お菓子を食べないようにするとか、健康に害を及ぼさない範囲で節約をしてみましょう。
おすすめの節約方法は”お菓子を食べないこと”
お菓子を食べないようにするのはおすすめです。
なぜなら、お菓子は不要な食べ物だからです。
お菓子は食べなくても生きていけます。
お菓子は一時的な満足感を得るための食べ物でしかないですし、健康に悪いものばかりだと思います。
なので、お菓子は財布にも健康にも悪いと思って断食してしまうのがおすすめです。
最初の10日間くらいはめちゃくちゃしんどいですが、徐々に慣れてきます。
詳しくは以下の記事に書いています。
節約には自炊が最強
まず食費ですが、結論から言うと自炊が最強です。
しかし、自炊はめんどくさいという意見もあります。
ぼくもその一人です。自炊は節約になると聞きますが、めんどくさいですよね…
なので、以下には食費を節約する考え方を書いていきます。
食費は1日○○円以内と決める
「食費は1日○○円まで」という目標を立てましょう。
なぜなら、目標は数字にした方がわかりやすいからです。
目標は金額よりも守ることが重要なので、無理をしない金額を設定しましょう。
例えば1日1,000円以内を目標にすると、食費は月30,000円になります。
高いと思うかもしれませんが、最初はそれで大丈夫です。
いきなり月10,000円(1日333円)を目指すのは無茶なので、まずは達成しやすい目標から立てて、徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。
いくらに設定したらいいかわからない場合は、最初の1ヶ月間は何も意識せずにレシートだけを取り溜めて月末に集計し、翌月から目標を立てて実行するといいでしょう。
食費の金額を割り出し、逆算して目標を立てる。この方法は食費以外でも応用できます。
日用品代の節約
日用品代を削減する方法は、買い物をする前に「これは本当に必要なモノか?」「他のモノで代用できないか?」と考えることです。
日用品は不要なモノでも買ってしまいがちなので、出費が増えやすいです。
例えば新しいキッチン用品を買いたいと思った時などに「本当に今あるモノではダメなのか?」「買っても本当に使うか?」などと自分自身に聞いてみてください。
一度冷静になって考えてみることで、やっぱりいらないと思えるかもしれません。
それでもどうしても欲しいと思った時は、最安値を狙って買うことに焦点を当ててみましょう。
例えばスプーンを買いたいなら、たまたま立ち寄った雑貨屋にある500円のスプーンを買うのではなく、もっと安く買える方法はないかと模索してみましょう。
スプーンは100円均でも購入可能です。
500円のスプーンと100円のスプーンは大して差はないと思うので、よほどなこだわりがない限りは100円のスプーンでいいのではないか。
このような考え方をするだけで400円の節約ができます。
このように、こだわりがない商品に関しては100円ショップで購入した方がコスパがいいと言えます。
持ち物全てにこだわりを持つのは疲れますし、使い始めたら値段のことは忘れてしまうことが大半だと思います。
つまり、どちらを買っても数日したらどうでもよくなることが多いということです。
日用品にこだわるのは悪いことではありませんが、こだわるところとそうでないところは線引きすべきでしょう。
あまりこだわりがないのにお金をかけてしまうのはコスパが悪いですから。
『固定費』と『変動費』を見直して節約しよう
固定費と変動費を切り分けて考えるだけでも節約のポイントが見つかりやすくなったのではないかと思います。
最後に大事なことを一つ。
行動なくして生活費を下げることはできません。
このブログを読んだだけでは生活費は下がりません。
厳しいようですが、まずは行動しなければ結果は出ないので、自分ができそうなところから無理をせずに継続していきましょう!