今月も生活がギリギリだ…
いつの間にお金が無くなってる…
こんなことを思ったことはありませんか?
自分の収入と支出のバランスが取れないと、気づかぬうちに金欠になったりして生活が苦しくなりがちです。
このような問題を解決する考え方が「ミニマムライフコスト」です。
ミニマムライフコストとは、生活するのに必要な最低限のお金のことです。
家賃・光熱費・通信費・通勤費・食費など、生活するにはお金が必要ですよね。
これらの支出を把握することで、お金への不安をある程度は無くすことができます。
本記事では、ミニマムライフコストについて解説します。
ミニマムライフコストとは
ミニマムライフコストとは、生活するのに必要な最低限のお金のことです。
四角大輔さんが提唱している考え方で、著書「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」「モバイルボヘミアン」で紹介されています。
ミニマム・ライフコストとは、ぼくがつくった概念で「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」のこと。これさえわかれば、「これ以上は無理して稼ぐ必要はない」ということに気づくのと同時に、ムダな出費こそがもっともハイリスクな行為、という「お金の本質」を知ることもできる。
出典:モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには
ミニマムライフコストは一ヶ月単位で計算する
ミニマムライフコストは一ヶ月単位で計算します。
一ヶ月分の家賃・光熱費などを割り出して、それらを合計した金額がミニマムライフコストです。
ミニマムライフコストの内訳
ミニマムライフコストの内訳は以下の通りです(内訳に明確な定義はないので、僕が勝手に定義しています)。
基本的にはこのあたりかと思います。
人によっては、車の維持費・医療費・施設利用代などが含まれるかもしれませんね。
娯楽費を入れない理由
娯楽費はミニマムライフコストに入らないの?
ミニマムライフコストは「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」と定義されています。
娯楽費は生活するために必要なお金ではないと考えているので、ミニマムライフコストに含んでいません。
このあたりは人によって考え方が変わるかもしれません。
ミニマムライフコストのメリット
ミニマムライフコストを知ることで、生活に必要な最低限の金額がわかります。
これによるメリットは2つあります。
- 一ヶ月にいくら必要か分かる
- どこで支出しているか分かる
一ヶ月生活するのに必要な最低限の金額がわかると心に余裕が生まれます。
一ヶ月でいくら稼げば生活できるか分かりますし、支出が多いところを把握できるようにもなるので、生活費の見直しが簡単にできます。
ミニマムライフコストを計算するスキルは身につけておいて損はありません。
ミニマムライフコストの計算
ここからは、僕のミニマムライフコストを参考に計算方法を解説していきます。
僕のミニマムライフコスト
参考までに、僕のミニマムライフコストを公開します。
家賃 24,800円
水道代 2,100円
電気代 2,000円
ガス代 2,500円
通信費 3,800円
食費 12,000円
日用品代 1,000円
計 50,300円
2020年7月の生活費をベースに作り出したもので、それぞれ少し多めに設定しています。
ぼくの場合、贅沢しなければ月5万円で生活することが可能です。
つまり、日給10,000円のバイトに月6日出勤すれば一ヶ月分の生活費を稼げます。
そう考えると生活費を落とすことのメリットをご理解いただけると思います。
ミニマムライフコストの計算方法
ミニマムライフコストの計算方法は、公共料金の請求書に書かれている金額を参考にすればOKです。
食費はレシートを溜めて月末に合算しましょう。
光熱費や食費のミニマムライフコストは注意
光熱費や食費の計算は少し注意が必要です。
例えば1月の電気代が5,000円でも、2月は暖房を多く使って6,000円に上がるかもしれません。
なので、この場合は間を取って5,500円をミニマムライフコストにするといいでしょう。
食費も同様に、毎月一定の金額にするのは難しいと思います。
毎月変わりやすい費用は平均値を把握するのがポイントです。
可能なら、季節や月間ごとに違うパターンを作れたら的確なデータを作れます。
ミニマムライフコストを計算してお金の不安を無くそう
ミニマムライフコストを知ることで、生きていくために必要な最低限の金額がわかります。
一ヶ月に必要な金額がわかると、お金への不安がある程度は無くせます。
もしミニマムライフコストを知らないままだと、お金に対する漠然とした不安が付きまとい続けることになります。
ミニマムライフコストを計算してお金の不安を無くしましょう!